白旗城跡

白旗城

白旗城跡(しらはたじょうあと)は、足利尊氏と共に建武政権に反旗を翻した赤松円心が、建武3年(1336)に険峻な白旗山上に築いた山城跡です。

尊氏が政権方に敗れて九州に下ると、円心はこの城を中心に守りを固め、新田義貞率いる6万の追討軍をわずか2千の兵で50日余り釘づけにし、再起を図る尊氏の貴重な時間を稼ぐことに成功しました。その後、勢力を盛り返した尊氏は京を制圧して室町幕府を創設し、円心をはじめ赤松氏は幕府の要職を務めました。

また康安元年(1361)には、南朝方に占領された京より、幼少の足利春王(のちの義満)が白旗城へ避難していますが、これも赤松氏と白旗城に対する信頼の証といえるでしょう。

現在の城跡は、標高440mの白旗山山頂を中心に東西約350m、南北約700mにわたって広がり、尾根上や南谷筋に本丸・二の丸・三の丸・櫛橋丸・馬場丸・侍屋敷・桜門と伝えられる曲輪跡や堀切・土塁・石積などの防御施設が、築城当時に近い形でのこっています。

平成8年(1996)3月、「赤松氏城跡」として感状山城跡(相生市矢野町)、置塩城跡(姫路市夢前町)とともに国史跡に指定されました。
また平成28年度からは、難攻不落の史実にあやかり、「落ちない城・白旗城」として受験生の聖地を目指したPRプロジェクトを展開しています。

施設名 白旗城跡
住 所 上郡町赤松・細野・野桑・大冨
アクセス ・赤松ルート 智頭急行河野原円心駅から徒歩片道約1時間30分
・鞍居ルート ウエスト神姫野桑バス停から徒歩片道約1時間30分
連絡先 0791-52-2911(上郡町教育委員会)

白旗山登山の注意点

  • 白旗城跡へ登るには、赤松側からと鞍居側からの2ルートがあります(近畿自然歩道)。
  • 雨天時や雨上がりは足元が悪くなり、大変危険ですのでご注意ください。
  • けが等がないよう、安全確認は自己責任でお願いします。また、ゴミの持ち帰りなど、マナーを守りましょう。
  • 登山道のゲートは各自で開閉してください。閉め忘れにはご注意を。
  • 赤松ルート 智頭急行河野原円心駅から徒歩片道約1時間30分
  • 鞍居ルート ウエスト神姫野桑バス停から徒歩片道約1時間30分